エアコンの不快な温度ムラをサーキュレーターを使って解決したおはなし

最終更新日:2017/08/18 公開日: 家電 , ,

サーキュレーターの使い方

エアコンの空調がうまく出来ず、頭の方は熱気がこもって暑く感じるのに、足下は逆に冷え過ぎたりして、同じ部屋なのに温度ムラが激しかったので、サーキュレーターを導入して温度ムラの無い快適な空調を実現したというお話です。

エアコンを付けているのにも関わらず、暑かったり、冷え過ぎたりでなかなか快適な温度がキープ出来ずにエアコンを切ったり入れたりを繰り返しているような人は、サーキュレーターの導入を検討してみると良いかもしれません。

サーキュレーターとは

サーキュレーターとは

サーキュレーターとは、扇風機の仲間で送風目的の電化製品です。
扇風機と違うところは、扇風機は直接風を受けて涼を取ろうとするのに対して、サーキュレーターは淀んでいる空気を循環させて室内の温度ムラを無くし、快適な空調環境を手に入れるために使用される空気を撹拌して循環させるための電化製品なのです。

空気を大きく動かす必要があるため、一般的な扇風機と比べると送風される風に直進性があり、風力が強いのが特徴です。

おすすめのサーキュレーターはVORNADO ボルネード

サーキュレーターはVORNADO ボルネードがおすすめ

ボルネードはサーキュレーターの代名詞的なメーカーであり、アメリカ製品らしいパワフルな送風力と扇風機らしからぬ独特なデザインで個人的にも大変気に入っているメーカーです。

VORNADO(ボルネード)社の製品などは直進性が極めて高いトルネード状の風を起こし、効率よく部屋中の空気を循環させることができることで有名です。

Vornadoのサーキュレーターの風の直進性が判る動画です。

サーキュレーターを上に向けて、その上に風船を置いてみたもので、一般的な扇風機だと風船はすぐにどこかに飛んでいってしまうと思いますが、Vornadoのサーキュレーターの場合、トルネード式の風が出るため風が広がらず渦巻きの中心に風船を留まらせようとする力が働くため風船がいつまでも落ちません。

Vornadoのサーキュレーターの凄さが何となく理解いただけるのではないかと思います。

サーキュレーターの基本的な使い方

サーキュレーターの基本的な使い方

冷房を効かせても、天井の方には熱気が残ってなかなか快適にならないのに、足もとは冷え過ぎてしまう現象はエアコンの悩みのなかでも最も大きな悩みだと思います。

頭の方に熱気が溜まると体感的にも暑く感じてしまうので、冷房の温度を下げたりすることがあると思いますが、温度を下げたら下げたで、今度は冷え過ぎてしまったりして、エアコンのスイッチを入れたり切ったりを繰り返すなんてことをしている人もきっと多いでしょう。

そんな空調の悩みを一気に解決してくれるのがサーキュレーターなのです。

しかし、サーキュレーターを使用してみてもイマイチ効果がよく解らないというような意見をよく耳にします。そんな人に使い方を聞いてみると大抵の場合は扇風機と同じような使い方をしているか確認してみてください。

せっかくのサーキュレーターも正しく使わないとその効果を実感できなくなってしまいます。

そこで、一人でも多く、サーキュレーターの素晴らしさを実感してもらうために、サーキュレーターを正しく使って快適な空調を手に入れるためのサーキュレーターの使い方について解説しておこうと思います。

サーキュレーターは直接風を浴びるのではなく空気を循環させるために使う

サーキュレーターの基本的な使用方法は、サーキュレーターを床に置いて使用します。

扇風機と使い方が異なるのは、サーキュレーターは人に向けて直接風を浴びるのではなく、サーキュレーターを床に置いた状態で真上に向けて使用します。

真上に向けて送風することで足もとに溜まった冷たい空気が天井まで運ばれるようになり、上の方に溜まっていた暑い空気は冷たい空気に押しやられて足もとの方に降りてきます。

そうすることで空気が循環し、室内の温度ムラを少なくして快適な空調環境を手に入れられるというわけです。

サーキュレーターの効果はじんわりゆっくり現れる

サーキュレーターを使用したからと言って一気に涼しくなるというものではありません。イメージとしてはお風呂のお湯をゆっくり掻き混ぜてお風呂全体の温度をなじませて均等にするのと同じです。

実際問題で僕自身も最初はなかなか効果を実感できなかったため、サーキュレーターなんて意味ないなと思っていました。

しかし、サーキュレーターを使わずにいるとすぐに天井の方に熱気が溜まって不快になってしまうのに、サーキュレーターを回しておくと快適な状態が維持されることに気が付きました。

つまりは、ものすごく自然な感じで室内の温度が均等になるってことなのです。

その快適さを知ってしまった後は、もうサーキュレーター無しでは過ごせない身体になりました。

サーキュレーターは一年を通して使用できる

扇風機は夏だけ使用するものですが、サーキュレーターの場合は、夏でも冬でも関係なく一年を通して使用することができます。

暖房の場合も冷房と同じで暖気が天井に溜まってしまい足もとが寒いという問題があります。

そのような場合はサーキュレーターをタンスの上などの高い場所に置いて、上から下に吹き下ろすイメージで使用することで、暖気を足もとまで運んで、床暖房でなくても足もとがポカポカな部屋にすることができるのです。

また、空調以外でも活用する場面は多く、我が家では空調が必要の無い春や秋でも換気で使用したり、梅雨時の洗濯物の室内干しの補助としてサーキュレーターを使用していて、一年を通じて活躍してくれています。

サーキュレーターで省エネになる

サーキュレーターを使用すると快適な空調が手に入るだけでなく、エアコンの設定温度を控えめにしても快適に感じられるので、省エネ対策としてもすばらしい効果を発揮してくれます

サーキュレーター自体の消費電力はエアコンと比べればタダのように微々たるものですし、新型のDCモーターを採用したタイプのサーキュレーターならさらに消費電力が少なくなり省エネになります。

サーキュレーターを使って温度ムラを解決してみる

サーキュレーターの活用事例

温度ムラの激しい二間続きの部屋の空調問題を解決したい

10畳程度の部屋であればサーキュレーター1台で充分に空気を循環させられると思います。

僕自身も8畳ほどのワンルームで暮らしていた時には1台のサーキュレーターで十分に快適な空調をを得ることができていました。

しかし、結婚とともに大きな部屋へ引っ越してから少し事情が変わってしまいました。

引っ越した先のメインの居住スペースはダイニングとリビングが二間続きになっているのですが、困ったことに部屋と部屋の間に仕切りがあるため、どちらか一方の部屋でサーキュレーターを回しても、仕切りで遮られてもう一方の部屋まで空気を循環させることができない構造になっているのでした。

言葉では解りづらいので図説してみるとこんな感じです。

サーキュレーターの設置位置

部屋Bの床にサーキューレータ(緑の■)を上向きにして使用しています。

赤い→で示したようにサーキュレーターで天井まで運ばれた冷たい空気は天井にに当たって部屋Aへ向かおうとしますが、空間の中央部分の天井から伸びる仕切りで遮られるため、部屋Aの空気を循環させることができません。

そのため、エアコンを効かせると部屋Bは非常に冷えるのに、部屋Aは別の部屋と思えるほどに常に熱気がこもった状態になってしまうのです。

また、部屋Aと部屋Bは襖によって仕切られていて基本的に左右に襖が寄せられています。

エアコンの位置が非常に調子が悪く、エアコンから吹き出された冷気が真っすぐ進むと襖で遮られて部屋Aの方へは冷気が流れず、部屋Aは冷房が効かない状態になっているのです。

そのため、空気が循環しない部屋Aは常に暑いという状態になっているのです。もしも部屋Aまで冷やそうエアコンの設定温度を下げようとすると、今度は部屋Bは冷え過ぎてしまうという、あちらを立てればこちらが立たずな状態です。

このように二つの部屋には大きな温度ムラがあり快適に過ごすことができない状態になっていました。

そこで、部屋Aまで空気を循環させる為に、もう一台サーキュレーターを導入してみることにしたのでした。つまり二台のサーキュレーターを活用して仕切りのある部屋でも空気を循環させようというわけです。

二台のサーキュレーターを追加して空気の流れを作る

この激しい温度ムラを解消する為に、新しいサーキュレーターを追加して新しい空気の流れを作ることにしました。

新しいサーキュレーターを購入すると決めたら、どのサーキュレーター買うかを検討・・・と言いたいところですが、サーキュレーターは、風力や性能など、他のメーカーのモノと比べて頭1つ抜けた感じのあるVORNADO(ボルネード)が有名なので、ボルネード一製のサーキュレーター一択で決まりです。

下記の図のような感じでサーキュレーターを配置できれば室内の温度ムラの問題はきっと解決するはずです。

サーキュレーターの設置位置

エアコンのある部屋Bに置いたサーキュレーターを使って、冷気を部屋Aの置くの上まで届くように設置します。この際、サーキュレーターの向きは真上ではなく斜めにして部屋Bの床から部屋Aの天井に向けて空気が流れるようにします。冷気溜まりができていた襖と壁との間を少し開けて、部屋Bに設置したサーキュレーターで部屋Aに冷気を送り込む感じです。

次に、部屋Aの天井に当たって下に降りてきた冷気を部屋Bに戻すようにするために新しくサーキュレーターを設置します。部屋Bのサーキュレーターとは逆に部屋Aの床から部屋Bの天井に向けて空気が流れるようにします。

こうすることで8の字の空気の流れを作ることが出来ます。

これが計画通りに実現出来れば、二つの部屋の温度ムラは解消され、快適な空調が手に入るというわけです。

使用したサーキュレーター

VORNADOのサーキュレーターのVFAN-JPと650-JP

左側に置かれている緑のサーキュレーターは僕が独身時代から愛用しているVORNADOのサーキュレーターであるVFAN-JPです。

大昔の扇風機ではなくデザインです(笑)
クラシカルなその見た目に一目惚れしてしまい衝動買いしてしまったものですが、これが僕のとっての最初のVORNADOのサーキュレーターとなりました。

そして右側の箱サーキュレーターが新しく購入した650-JPというモデルになります。

二つのサーキュレーターの大きさはスペックの数値だとそれほど大きな違いは無いはずなのですが、右側の650-JPがオフホワイトな膨張色のためか、見た目の印象は大きく見えます。

逆に重量はプラスチック製なので、アルミ製のVFAN-JPと比べると650-JPの方がかなり軽いです。

サーキュレーターは置き場所が肝心

早速、VORNADOのサーキュレーターを2台使用してを回的な空調を手に入れるために問題の部屋に設置してみました。

サーキュレーターは置き場所を間違うと効果が大幅に減少してしまうので置き場所選びは非常に重要です。

もちろん適切な台数や設置場所は部屋の条件によっても変わりますから、空気の流れを考えつつ、そして実際に使って試しつつ、最も空気が循環しやすい場所を探しましょう。

二台のサーキュレーターを使用して温度ムラが解決しました

当初の目論み通りでサーキュレーター2台を駆使することで空気を循環させられるようになり、今まで暑かった部屋Aの方にもエアコンの冷気が巡ってくるようになりました。

省エネ効果も大きいです。

具体的には二台目のサーキュレーター設置以前は、エアコンの設定温度を26度にすると、部屋Bの方は冷えすぎるくらいに冷えてしまうのに対して、部屋Aの室温が30度〜31度前後でした。

二台目のサーキュレーター設置した後は、部屋Aの室温は28度〜29度に下がるようになり、部屋Bが冷え過ぎるということもありません。それどころか28度の設定でも十分に涼しいと思えるようになりました。

それはソヨソヨと微風が吹いているかのように常に空気が動いていることが大きく影響しているように思います。とっても心地が良いのです。

サーキュレーターの使い方や設置場所などのまとめ

サーキュレーターの使い方や設置場所などのまとめ

海外の部屋は日本の部屋に比べて広いということもあり、部屋の隅々まで空調を利かせるためにサーキュレーターは一般的にもよく使われているようです。

しかし日本の場合は扇風機と混同されているせいか、わざわざ購入する必要のあるものと思われていない感じがあり、サーキュレーター自体を持っている人もまだまだ少ないですし、せっかくサーキュレーターを持っていても正しく使っている人も少ないのが現状のように思います。

VORNADOのホームページを見ても、随所随所に扇風機との違いを説明するコンテンツが多く、いかに扇風機との違いを理解してもらうかがテーマにもなっているようです。

例えば、一般的な扇風機には必ず備わっている首振り機能がボルネードのサーキュレーターにはありません。これはサーキュレーターには首振り機能が必要無いからで、サーキュレーターを使用する上では常識的なことだったりします。

しかし、扇風機と同じモノだと思っていると、どうして首振り機能が無いのか不思議に思う人も多いようです。

まだまだ普及している感じではないサーキュレーターではありますが、僕個人としては、一家に一台と言わず、部屋の数だけ必要だと思うのがサーキュレーターです。

扇風機のように直接風を浴びるのではなく、部屋の空気を循環させることで感じられる空気が常にソヨソヨと流れている心地よさを知ってしまうと、きっとサーキュレーターを手放せなくなると思います。

最初は使用してみてもすぐに理解出来ないかもしれませんが、しばらく使っているうちに「あれ?そう言えば最近エアコンのスイッチを入れたり切ったりしなくなったな」と思うはずです。

空調に悩んでいる方やサーキュレーターに興味のある方には絶対におすすめですよ。

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