僕が自宅で快適に過ごすために必要なものの一つが空気を循環させるために使用するサーキュレーターです。
節電意識の高い人ならご存知とは思いますが、サーキュレーターは扇風機に似てるけど実は空気を循環させる為の家電で、一般的な扇風機よりも力強い送風をしてくれます。
サーキュレーターを使用すると室内の空気が循環させられるので、冷房時の足下の冷え過ぎや、暖房時の足もとが寒くて頭が暑いのぼせなどの室内の温度差問題が改善され、快適な空調が得られます。
実際に使ってみると判りますが、室内の温度差が少なくなると、かなり快適に過ごせるようになるので我が家では一年中フル稼働している必須家電でもあります。
ちなみに我が家では、サーキュレーターの代名詞的なメーカーであるアメリカのVORNADO(ボルネード)というメーカーのサーキュレーターを使用しています。
今回の記事では、扇風機とサーキュレーターの違いが判らない人のために、サーキュレーターの基本的な知識と使い方についてまとめています。
この記事の目次
サーキュレーターで快適な空調が手に入る
サーキュレーターは空気を循環させるための送風機です。
「空気を循環させて一体どうするんだ?」と思う方も居るかもしれないので、空気を循環させるとどうなるかについて簡単に説明してみます。
例えば、お風呂を湧かした時に、上の方が熱くても下の方はヌルかったりすることがあります。これは「熱い水は上に上り、冷たい水は下に降りる性質があるから」というのは、僕がわざわざ説明するまでもなく、小学生でも知っている現象だと思います。
そんな時は、お風呂の水をグルグルと掻き混ぜてあげると温度を均一にすることができます。
部屋の温度差の問題を解消する
部屋の空気もお風呂と同じで、冷気は下に集まり、暖気は上に昇ります。
頭の方が暑いと、より暑く感じてしまうので、冷房を効かそうとして冷房の設定温度を下げるのですが、今度は逆に足もとが冷え過ぎてしまうというような問題が発生します。
結果として、エアコンの電源のオンオフを繰り返して温度調整をするようになるのですが、非常に面倒ですしストレスを感じている人も多いかと思います。
部屋の空気を循環させることで温度ムラをなくす
そこで、サーキュレーターの出番となります。
サーキュレーターを使用して空気を循環させると、部屋の温度が均等になり、快適に過ごせるようになるというわけです。
サーキュレーターの使い方
空気を循環させる為に使用する
サーキュレーターは扇風機のように人に向けて送風をして涼を取るものではなく、空気を循環させるためのものとして使うため、通常使用する際にはサーキュレーターを真上に向けるなどして使用するのが正しい使用方法になります。
必ず真上に向けないといけないというわけではありませんが、空気を循環させることを考えて空気が上手く流れる場所に設置するのがポイントです。
うまく空気が循環する場所にサーキュレーターを設置すると、ソヨソヨとした自然の風のような心地よい空気の流れを感じることができるようになります。
このソヨソヨとした心地よい風を感じることが出来れば、部屋の空気はうまく循環していると考えることができます。
サーキュレーターは冷房だけでなく暖房にも有効なので、扇風機のように夏だけ活躍するものではなく、一年中活躍させることができるのです。
最初は強で運転して空気の流れが出来れば弱で良し
僕が使用しているVORNADOのサーキュレーターには、風力のレベルが「強」「中」「弱」の三段階あります。(多段なモデルもあります。)
サーキュレーターを効率よく稼働させるポイントとして、最初は「強」で運転し、止っている空気を動かして最初の循環の流れを作ります。
この「強」モードの時はかなり強力な風が発生するので音も凄いですが、「強」で運転するのは最初の数分だけでよく、空気が循環しはじめたら「中」または「弱」の運転に切り替えれば、あとは勝手に空気が循環してくれるようになります。
最初から「中」や「弱」で運転しても構いません。「強」から始めた場合に比べると多少時間はかかりますが、そのうち空気は循環してくれるようになります。
僕がVORNADOのサーキュレーターを選んだ理由
VORNADOボルネードがオシャレだったから
Photo via:http://vornado.jp/products/vfan-jp
サーキュレーターと言っても、いろいろなメーカから沢山の種類のサーキュレーターが販売されています。値段もピンキリですし、扇風機と違ってデザインもいろいろな種類があり、どれを選べば良いのか迷ってしまいます。
そんな沢山のサーキュレーターの中で、僕が使っているのはVORNADO(ボルネード)というメーカーのサーキュレーターです。
VOLNADOのサーキュレーターを選んだのはVORNADOのサーキュレーターであるVFAN-JPがクラシカルな雰囲気でとても可愛いデザインだったことが理由です。
価格的には他のメーカーのサーキュレーターに比べて少々高価にはなりますが、モノ自体がしっかりとした作りなので安っぽい感じもなく、また飽きのこないデザインなので非常に満足しています。
空調管理だけじゃないサーキュレーターの使用場面
空調管理
サーキュレーターの基本的な使用方法は空気を循環させて快適な空調を手に入れるための家電です。
例えば、夏のクーラーの冷え過ぎ対策はもちろん、暖房を使用している時の足下の冷え溜まりなども解消されます。
サーキュレーターを使用し始める前までは我が家でも室内の温度ムラの問題がありましたが、快適な空調を手に入れるために、サーキュレーターを導入しました。
それまでは空調がうまくできずに、エアコンの電源を着けたり消したりして温度調整をしていました。しかしサーキュレーターを使用し始めた今現在ではエアコンをオンオフをすることもなくなりました。
また、空気を循環させられると温度設定が高めでも暑く感じたり、冷えすぎに感じたりすることがなくなるため、基本的には冷房は高めの温度設定、暖房の場合は低めの温度設定でも過ごせるようになり、電気代を抑えることができるようになります。
送風・換気
サーキュレーターは通常の扇風機よりも直線推進力の強い風を出せるので、窓際にサーキュレーターを置いて「強」モードで一気に空気を出したり送り込んだりすることで、空気の入れ替えがしづらい部屋でも換気が出来て非常に便利です。
室内干しの補助
雨が続く季節には室内干しをしなくてはいけませんが、除湿器だけでは非力過ぎて洗濯物をなかなか乾かすことができません。
ようやく乾いたと思っても雑菌の嫌な臭いがしてしまうのが室内干しの悩みですが、サーキュレーターを使用すると洗濯物を速く乾燥させることができるようになります。
何故サーキュレーターを使用すると洗濯物が早く乾くようになるのか?
それは、洗濯物が乾く乾かないの大きな差は、洗濯物の周りで空気が循環するかが大きく影響しているからです。空気の流れがあると、洗濯物から水分が蒸発しやすくなるので乾きやすくなるというわけです。
なので、サーキュレーターで強制的に空気を循環させることで室内干しでも速く乾燥させられるというわけです。結果として雑菌もわきづらくなるので、室内干しでも洗濯物から嫌な臭いがしなくても済むようになります。
サーキュレーターのまとめ
職場にサーキュレーターが導入されたのがサーキュレーターの存在を知った切っ掛けでした。
最初は全くサーキュレーターの存在意義が解らず「海外製のちょっと変わった扇風機だなぁ」くらいの認識でした。
しかし、サーキュレーターを使い始めてからいつも悩んでいたオフィスの冷房の効き過ぎなどの不快感が解消され、とても快適に過ごすことができるようになりました。
サーキュレーターの素晴らしさに気が付いた僕は、自宅用にもサーキュレーターを購入して使用するようになりました。
サーキュレーターは使ってみるまでその価値観があまりに分かりづらいというのもあるので、この切っ掛けがなければ今でもサーキュレーターを使用することはなかったと思いますが、今ではすっかりサーキュレーターは僕の生活の必需品となり、気が付けばは4つものサーキュレーターを購入し、各部屋に配置するほどです。
もしも冷房の効き過ぎ、冷え溜まり、暖房ののぼせなど空調に関する不快感で悩んでいる方は、是非サーキュレーターを導入してみてください。きっと空調のことではもう悩まなくなるはずです。
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