東京防災ブックが届いた
東京防災ブックは東京都からの配布物
2015年の9月のある日、ポストを覗くと、A6サイズの黄色いボックスがポストの中にありました。
ボックスには黒字で、東京防災と書かれ、赤字で東京都オリジナル防災ブック、防災MAP在中と書いてあるので、東京都が防災啓蒙の一環で発行したものだということはすぐに分かりました。
東京防災ブックは地区ごとに違う
この防災ブックは居住地ごとに内容(恐らくマップ)が違うようで、◯◯市、とか◯◯区などと、地区によって別のものが配布されているようです。
こうして啓蒙活動をする、ということは非常に大切なことだと思いますし、有り難いお話であはるのですが、これを受け取った時は「なんかお金掛けて作ってるなぁ」と妙に感心したものでした。
と、同時に、地区ごとに分れていて、それなりにしっかりとした作りなので、コンプリートしたい人とか居るかもな・・.などと思ったりしたのでした。
意外と立派な装丁
配布物の割には、厚みもあるしっかりとしたもので、商品と言われても不思議じゃないレベルかもしれません。
そのせいで、私のような貧乏人は、開けてしまうのが勿体ない、と思えるほど。そして、上記のように、未開封のものをコンプリートしたい人も居るのではないか、そういう人が居るのであれば、それを売りさばきたい人も居るのではないか。と思ってしまいました。
ヤフオクに溢れる東京防災ブック
ふと気になったのでヤフオクで検索してみると、やはりズラズラと・・・
当然のように高値にはなりませんが、入札されているものもチラホラ。
未開封で転売などは、本来の目的からすると、全く無意味なことに使われてしまっているわけですが、勝手に送りつけて来る以上、こういった問題が出てしまうのは、予想出来ることですし、仕方ないことなのかもしれません。
インターネットに慣れている世代にとっては、なんて無駄な事を・・・と思うことでも、それ以上の世代の方々には、やはり昔ながらのアナログなやり方でないと情報が行き渡らない、というような問題もあるでしょうから。
裏面。
内容物
インターネットでも公開中
僕のように勿体なくて開封出来ない人や、地方に住んでいて見れない人の為に、ネットでも公開されています。
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/index.html
海外メディアでも取り上げられる
この、防災のために無料で配布した防災ブックが、ヤフオクで取引されている出来事をBBCが取り上げています。
Japan: Citizens clamour for Tokyo disaster manual
まとめ
こういった防災グッズが一生使われずに無駄になるような状態がベストなのでしょうが、備えあれば憂い無し、ということでしっかりと読んで、いざという時に、うろたえないように備えておきたいと思います。
豆知識的なお役立ち上毛もチラホラで一読の価値アリ!
ちなみに、我が家での災害に備えた準備と言えば、ミネラルウォーターとティッシュとウェットティッシュ、それからオムツは、常に余分を確保しています。