LINEクリエーターズスタンプを反省点や改良点など売れるためのポイントを考えて作成してみました。そのスタンプを散りばめながら、記事を書いてみたいと思います。
ちなみに新しく作ったスタンプは「猫のスタンプ タコ入り」です。
LINEクリエーターズスタンプのサービスが開始当初から「これはイラストを売るチャンス!」とばかりに幾つかのスタンプを作成し、リリースして来ましたが、複数のスタンプを販売しているにも関わらず、鳴かず飛ばずの状態。
トップクラスの景気の良い夢のような売上とは全く違い、月々の分配金は数千円という、超現実的な売上金額に現実の厳しさを痛感している毎日です。
スタンプを作るのが単純に楽しいのであればそれはそれでありだと思いますが、そこで「収入を得たい」などと考えてLINEのスタンプを作ろうとするのであれば「スタンプなんか作らずに別の事をやっていた方がよっぽどお金になる」という事実を知り、早々とLINEクリエーターズスタンプからは撤退!を決めた僕でした。
ところがまた懲りずに新しいLINEスタンプを作成してみたというわけです。
この記事の目次
LINEクリエーターズスタンプが売れなかった一番の理由は僕がLINEをやっていなかったからだと思う
LINEクリエーターズスタンプを作ったけど、少ししか売れなかったことについて、あれこれと反省してみた記事は「LINE Creators Marketで作成したLINEスタンプが売れない」にまとめてあります。
いろいろと理由を考えてみて僕のLINEスタンプが売れなかった一番の理由はマーケティング不足ということに結論づけました。
何しろ、LINEクリエーターズスタンプを作っている身でありながら、当初の僕はLINEをやったことがなく「おそらくLINEとはこういうモノだろう」と適当に考えて作っていたのでした。
その結果「こんなのいつ使うの?」「どう使うの?」というような使い勝手の悪いスタンプを作っていたのでした。
反省してLINEを始めてみました
LINEをやっていなかった僕も、身の回りの人々がLINEを中心とした連絡を取るようになると「そろそろ僕もLINEをやるべきなのだな」と感じるようになりました。
スタンプを買ってくれた友達からも「スタンプを売ってるくせにLINEをやってないとはどういうことだ!?」とお叱りを受けたりもしたので、遅ればせながら半年ほど前からLINEを始める事にしたのでした。
LINEで上手くコミュニケーションが取れないので観察することにしました
「LINEなんて所詮SNSの一つでしょ?」くらいにしか考えていなかった僕は、友達に誘われたグループに参加して、意気揚々とメッセージを送り続けたのですが、場の空気を読めず、ことごとくスルーされてしまうような有様。
LINEユーザーの先輩方とは空気やノリのようなものが違うようで、どうにもこうにも上手くコミュニケーションが取れませんでした。
5ちゃんねるで残されたかつての有名なセリフとして「半年ROMってろ」というものがありましたが、まさにそういう状態で、周りに迷惑を掛けないようにするために、一体その場がどういう場であるかということを理解する為に、半年ほど観察ることにしたのでした。
半年観察してLINEというものが少し理解できたのでLINEクリエーターズスタンプを新しく作ってみました
半年ほど仲間のグループに参加しつつも、ほとんど発言しないで観察を続けた結果、なんとなくLINEの間と言いますか、ノリのようなモノが少しずつ分かるようになり、使い易いスタンプ、使いづらいスタンプというものの違いも理解できるようになってきたのでした。
そんな時に、書きかけて中止してしまったイラストをデータ整理中に発見し「このまま埋もれさせてもゼロ、売れなくてもゼロ、どうせゼロならこの半年の間にいろいろと勉強したことを盛り込んだLINEクリエーターズスタンプを作ってみよう」と思ったのでした。
今回のLINEクリエーターズスタンプで意識したこと
今回のLINEクリエーターズスタンプを作成する上で、意識したポイントがいくつかあります。
アナログ風なテイストのスタンプ
デジタル画のような無機質なものではなく、アナログ風なテイストのあるLINEクリエーターズスタンプにしました。
例えば、水彩で塗ったようなムラのあるトーンやカチッとした線ではなく手書きの線です。
使用する時を限定しないスタンプ
使用する時を限定しないように意識しました。一つのスタンプでも色々な場面で、それこそフォーマルからカジュアルまで幅広く使えるスタンプなら使い勝手がよくなるはずです。
例えば「いけるとおもいます」というスタンプは何処かの場所に行くことを約束したときや、何か有用だった場合など、全く違うシチュエーションで使えるのではないかと思います。ダブルミーニングで活用されれば使用される場面が倍になります。
ニヤリのあるスタンプ
普通の可愛いスタンプなら溢れるほどあるはずなので、ちょっと毒のあるテイストや、イキオイのあるイメージを意識したスタンプにしています。
LINEクリエーターズスタンプを再作成作してみましたのまとめ
売れるか売れないかは分かりませんが、とりあえず過去にリリースしたLINEクリエーターズスタンプの中では一番使いやすいスタンプになったと思うので、前作よりは売れて欲しいスタンプとなりました。
新しく作ったスタンプ「猫のスタンプ タコ入り」は賛発売中ですので気が向いたら買ってみてください。