充電式のコードレス掃除機を使用するようになると、コンセントに接続するタイプの昔ながらの掃除機は面倒に感じてしまうようになります。
パワーや稼働時間は圧倒的にコードタイプの掃除機が勝っていると解っていても、よっぽどの大掃除の時以外はほとんど出番がなくなってしまい、日常のちょっとした掃除はほぼ充電式のコードレス掃除機を使うようになります。
我が家でもエレクトロラックスというメーカーのエルゴラピードと呼ばれるスティックタイプのコードレス掃除機を使用しています。
参考 → コードレス掃除機エレクトロラックスのエルゴラピード購入レビュー!
この記事の目次
充電式のコードレス掃除機にはバッテリーの寿命がある
コードレス掃除機に充電できなくなった
とても便利に使用していたコードレス掃除機でしたが、ある日を境に充電ができなくなるという状態になりました。
我が家のコードレス掃除機のエレクトロラックスのエルゴラピードと呼ばれる掃除機は、保管スタンドに立てると自動的に充電されるようなシステムになっているのですが、スタンドに掃除機を立てると点灯するはずの充電中のランプが点灯しなくなってしまいました。
最初はLEDライトの故障かと思っていましたが、いざ掃除機を使おうと思ってもバッテリーが充電されていなくて使えないということが何度か続きました。
コードレス掃除機をスタンドに立てた状態で揺らしたりすると充電中に点灯するはずのLEDライトが一瞬点灯したりすることもあったので接触の問題を疑いました。うまくスタンドに立てることが出来ればLEDライトが点灯しっぱなしになるのでなんとか充電ができるのですが、充電できたとしても稼働時間が短く、ほとんど充電されていない感じです。
そしてついにスタンドに何度も立て直してもLEDライトが点灯するようなことがなくなりました。
充電式の家電はバッテリーが経年劣化する
スマートフォンなどでもよくあることですが、充電式の家電製品はバッテリーが経年劣化してしまいます。バッテリーが劣化してしまうと、充電能力が低下してしまい、最終的には充電できなくなってしまいます。
もちろん充電式のコードレス掃除機だって例外ではありません。スマートフォンのようにバッテリーの減りが目視できないのでなかなか気付きませんが、コードレス掃除機のバッテリーも徐々に減りが早くなるのです。
なので我が家の掃除機もスタンドの接触不良ではなく「バッテリーの寿命だろうな」ということが考えられました。
メーカーのページの情報によればババッテリーの寿命は約二年ということです。我が家で使用していた掃除機は気がつくと購入から既に五年が経過していてバッテリーの寿命を迎えていると考えて間違いありませんでした。逆に「よくそ今まで使えたなぁ」と感心してしまうレベルでした。
バッテリーの寿命を迎えると、バッテリーを交換するか、新しく書い直すかの選択肢になります。
エレクトロラックスの掃除機はハンディクリーナー部分を買い換えることでバッテリー交換ができる
エレクトロラックスのコードレス掃除機について調べてみると、バッテリーの交換はできないようです。
エレクトロラックスのスティックタイプのコードレス掃除機はメインの本体部分を取り外してハンディクリーナーとして使用することができるのですが、このハンディクリーナーの部分をまるごと買い換えることでバッテリーを新しくすることができるという仕組みになっています。
カードリッジ式のバッテリーではなく、内蔵式のバッテリーのため本体ごと買い換えなければいけないことに不満を感じますが、とにもかくにもハンディクリーナー部分を購入しさえすれば元の通りに使えるようになるようです。
エレクトロラックスのハンディクリーナー部分を購入
エレクトロラックスの充電式のコードレス掃除機であるエルゴラピードのバッテリー交換のためハンディクリーナー部分を購入することにしました。
全てのモデルで共通できるものではなく、型式によって対応非対応があるので、買い間違えには注意をする必要があります。事前に今現在使用している掃除機の型式を確認してから型式に対応した本体を注文するようにしましょう。
交換用の本体の価格は6,000円〜という感じで、ちょっとした安い掃除機が買えてしまいそうな値段なのが残念ですが、新しいのを買い直すよりは断然安く済ませられます。
エレクトロラックスの直販サイトから購入するのが、型式から選択して選べるので買い間違えもなく最も確実かと思います。
しかし公式サイトではポイントが付きませんから、型番を公式サイトで調べた後は、Amazonやヤフーショッピングなどでも購入できるので、ポイントなどを考えれば公式サイトから購入するよりはいずれかのショッピングサイトから購入するのが良いかと思います。
注文すると数日後に宅配便で配達されてきます。
ダストボックスなどは付属していない
ダンボールの中には上記のような感じで本体部分が入っていました。
必要最低限の物しか入っていないようで、説明書もありませんし、梱包も非常に簡単なものでした。
注意したいのはゴミを受けるダストボックスやカップなどは付属していないという点です。それらは古いパーツから流用するか、新しく追加で買い直すしかありません。
知らないで先に捨ててしまうと、カップなどの他のパーツを新しく買い直さなくてはいけなくなるので注意が必要です。
無事に充電できるようになりました
新しい本体に交換すると、今まで点灯することがなかった充電中のLEDライトが常時点灯するようになりました。やっぱりバッテリーの寿命が原因だったようです。
実際のところ「バッテリー以外の部分の故障の可能性もあるんじゃないか」と思っていたので、新しい本体に入れ替えても問題が解決されなかったら「勿体ないなぁ」という思いもありました。でもこうして無事にバッテリーが充電されるようになって良かったです。
使用済みの本体(バッテリー)の処分
使用済みの本体の処分についてですが、メーカーが回収などはしていないようなので、それぞれの自治体のルールに添って処分をする必要があります。
例えば僕が住んでいる地域のゴミ収集のルールでは、掃除機は粗大ごみ扱いとなり、ゴミの回収券を購入して自治体に回収を申し込むというようなことになります。
まとめ
なかなか充電されなくて、充電中のLEDライトが点灯するまで何度もガチャガチャと掃除機をスタンドにセットしなおしたりするのが非常にストレスだったわけですが、もっと早めにバッテリーの寿命だと気づくことが出来ていたら問題はとっくに解決されていましたね。
バッテリーの寿命はバッテリーの充電頻度にも依るようですが、メーカー推奨が2年というところで5年近く使用したいたわけですから逆によく持ったものだと思います。
コードレス掃除機はランニングコストは高いけど便利
我が家で以前使用していた掃除機は僕が一人暮らしを始めるタイミングで購入したもので、20年以上使用してきたものでした。20年使用して全く不便を感じていなかったので買い換えることもなく、とても長く使用できました。
それを考えるとコードレスタイプの掃除機のバッテリーの寿命が二年というのはとても短く感じます。
またコード式の掃除機は寿命が長いだけでなく、価格も安くパワーもあるので、家庭のお財布のことを考えればコード式の掃除機の方が断然お得ということになりますが、コードレス掃除機の便利さを知ってしまうともう戻れなくなってしまいますね。
冒頭にも書きましたが、我が家にはコードレス掃除機の他にコード式の掃除機もありますが、今ではほとんど使用されていません。
今回のバッテリーの問題があったので、コードレス掃除機を処分することも一瞬考えましたが、やっぱりコードレス掃除機の便利さを思うと手放すことは考えられませんでした。
なにはともあれ、こうして本体部分を交換したことでまた性能的には新品の掃除機のようなパワフルさが取り戻せたので良かったです。
コードレス掃除機のバッテリーの交換方法はメーカーによって異なる
エレクトロラックスのコードレス掃除機のバッテリー交換は本体を購入し直すことで対応できるようになっていますが、バッテリーの交換方法などはメーカーによっても異なっています。
なので、コードレス掃除機の購入を考えている方は、掃除機のスペックだけでなくバッテリーの交換方法や価格なども一緒にチェックして検討するのが良いと思います。