玉ねぎの大入り袋が安かったので買ってきたまま放置しておいたら、玉ねぎから緑色の芽が出てしまいました。
きっと室内が暖かかったので「春が来た」と勘違いして芽を出してしまったのかもしれません。
芽が出るということは、球根部分の栄養を奪って成長しているということでしょうから、きっと球根部分は美味しくなくなってしまっていると思われるます。
そんなわけで、今まではそのまま棄ててしまうというのが常でしたが、その青々とした芽がどう見てもネギに見えるので「これはきっと食べられるのではないか」と思い調べてみました。
発芽した玉ねぎは食べられる?
発芽した玉ねぎの芽はネギと同じで食べられる
玉ねぎもネギも同じユリ科のネギ属であり、発芽した玉ねぎの芽も「ネギと同じように調理して食べられる」ということが判りました。
食べられるのであれば、そのまま棄ててしまうのは勿体ないですよね。
食べられると分かった瞬間、棄てるのがとても勿体ないと思えるだけでなく、「自家栽培」の野菜のごとく愛情が湧いてしまうものですね。
玉ねぎ本体は・・・
玉ねぎ本体の方を見ると、元の状態と比べると小さく萎んでしまった感じがあります。放置していたせいか、球根の一部も黒く色が変わってしまっています。
見た目からあまり「食べたい」と思えるようなものではないですね。。。
きっと食べようと思えば食べられるとは思いますが、実際問題で栄養を芽に取られているでしょうから、芽を成長させるだけさせたら、芽と切り離して棄ててしまうのが正解かもしれません。
発芽した芽を成長させるには
ちなみに今回は自然に発芽したものをそのまま室内で放置していたので、芽も途中から成長が止まってしまって伸びませんでしたが、水仙のように花瓶に置いて水分を得られるようにしたり、鉢植えに玉ねぎを植えて球根以外から栄養を得られるようにしてあげると発芽した芽の成長も期待できるのではないかと思います。
刻みネギとして使用
玉ねぎ本体と発芽した芽を切り分けました。
発芽した芽だけになると、もう誰がどう見てもネギにしか見えませんね。
ネギの調理方法と言えば、やっぱり刻みネギにして薬味として使用するのが一番かと思います。
包丁で細かく刻んで刻みネギにしてしまいました。
香りもネギそのままですね。
早速、蕎麦を食べる時に薬味として使用してみましたが、ネギと全く遜色がなく、美味しく食べられました。
今まで発芽し玉ねぎは棄ててしまっていましたが、今後はネギとして使用しようと思います。フードロスも少なくなりますし、美味しく食べられて一石二鳥ですね。
ちなみに、我が家で使用している包丁はTOJOROの包丁でニッケルダマスカス鋼が高級感もあってとても素敵な包丁です。柄の部分まで金属なので木製の柄のように腐食したりせず長い間、気持ちよく使用できるものなので、包丁の柄が腐って悩んでいるような人にはおすすめです。