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【入学準備】ランドセルの選び方・選ぶ時期・相場について

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ランドセルの選び方と相場など

ランドセルを購入しました。

ランドセルを購入するにあたって、いろいろと比較検討してみたのでランドセル選びにとって重要なポイントが何かが理解できました。そこで、ランドセル選びの実際とポイントについてまとめてみたいと思います。

子供が保育園・幼稚園で年長さんになれば、翌年の小学校入学の準備をいろいろと考え始めなくてはいけません。

そして小学校入学準備の中で最初の準備とも言えるのが、小学生にとっての必需品であるランドセルの購入です。いわゆるラン活とも言われるランドセル選びは「来年には子供が小学生になる」ということを否が応でも実感させる大切な行事です。

しかしながら、いざランドセルの購入しようと思うと、当初考えていたこととは違うことも多く「もっと早くに知っておけば良かった」と思うことも少なくありませんでした。

例えば、ランドセルは小学校入学が近づいた頃に買うモノと思っていましたが、実際はもっと早い時期で4月〜5月くらいには購入検討が始まるのが普通です。また、価格も2万円くらいで購入出来ると思っていましたが、ちゃんとしたモノを選ぼうと思うと5万円〜というような世界で、意外と高くなってしまうのです。

そんなわけで、ランドセル購入に関する情報や相場などについてまとめてみたいと思います。

ランドセルの購入時期・購入検討時期

ランドセルの購入時期・購入検討時期

ランドセルの購入時期は5月〜9月くらいの間に済ませるのが一般的なようです。

年々ランドセル商戦は早まる傾向にあるようで、各メーカーともに春ぐらいから新作を発表していますし、デパートや催事場などでは、複数のランドセルメーカーを集めて、その年の新作ランドセルの見本市を行なっていたります。

もちろん9月を過ぎてもランドセルが買えなくなるわけではありません。
入学ギリギリで購入することも出来ると思います。

要するにランドセルは季節商品ではなく、年がら年中取り扱っている商品でもあるわけです。

では、何故、初夏くらいから早めに購入する人が多いのでしょうか?

早くにランドセルを買うと特別割引がある

早めに購入すると早期割引を適用して安く購入できたりするメーカーもあります。

僕が調べた中では8月までの購入の場合、10%〜20%くらい安く購入出来るなどの特典を多く見かけました。ランドセルはけして安いものではないので大きな割引率だと思います。

気に入ったデザインのランドセルが選べる

様々なメーカーからランドセルが販売されていて、定番モデルの他にその年の流行りを取り入れたような最新モデルも販売されています。

素敵なデザインのランドセルから先に売り切れになるという傾向があるようで、自分や子供が気に入るようなちゃんとしたものを・・・と考えると、なるべく早めに予約購入しておかないと、購入出来なくなるということも考えられるのです。

遅くとも7月中には検討を始めて、8月中にはどのランドセルを購入するかを決定しておくくらいの気持ちがあれば、気に入ったデザインのランドセルは購入出来るのではないかと思います。

逆に9月を過ぎると、大量生産品にありがちな無難でシンプルなデザインのランドセルか、ちょっと変わったランドセルくらいになってきます。

我が家は6月の中旬くらいから検討を始めました。
その段階では、どのメーカーも在庫に余裕がある感じでしたが、7月に入ると、気に入ったランドセルから徐々に売り切れが目立ち始めるようになり、慌てて本格的に探し始めたものでした。

そんなわけで欲しいと思ったランドセルは早めに注文しておかないと買えなくなってしまうこともあるようなので、なるべく早い段階から検討を始めた方が良いと思います。

大量に製造している格安なランドセルなどは年末あたりになっても余裕で買えるくらいの在庫があるようですが、ブランドの企画商品だったり、スポーツアパレルブランドとのコラボレーションランドセルなどは数量が決まっているものと思われ、10月くらいになると、ランドセル売り場でもあまり見かけなくなります。

ランドセルを早めに買えば出費が重なるのを避けられる

小学校入学に必要なモノはランドセル以外にも沢山あります。
例えば学習机やその他諸々でいろいろと出費が嵩みます。

出て行くお金は一緒だとしても、ランドセルなど、予め必要だと分っているモノに関しては前倒しで準備しておくと、出費が重なるのを避けることができるというのも、早めにランドセルの検討を始める理由の一つかもしれません。

ランドセルは実物を見て決めた方が良い

ランドセルは実物を見て決めた方が良い

写真ではランドセルの本当の雰囲気を判断出来ない

ランドセルは実際に店舗まで出向いて実物を見た方が絶対に良いです。

我が家では当初、ランドセルの検討をインターネットでいろいろなメーカーのホームページを参考にして検討していました。

ランドセルのホームページは各メーカー素はイチオシな写真を使用しているので、どれもこれも素敵に見えてしまいます。

逆に、ホームページのデザインや写真に凝っていないメーカーのランドセルはあまり魅力的には見えず候補から落としてしまいがちです。

しかし、いざランドセルの展示会やデパートに出向いて実物を見てみると、良くも悪くもホームページで見ていたイメージとは随分違うんだということに気が付きます。

例えばランドセルの風合いの違いや、縫製の状態、使用している金具の質感、ランドセル自体の大きさなど、実際に見ないと分らない部分が非常に多いのです。

ランドセルの展示会

いろいろなメーカーのランドセルが一同に集まるランドセルの展示会が4月から7月くらいに掛けてデパートの催事場などで開催されていたりします。

まとまった数のランドセルを一気に見られる良い機会になり、いろいろなメーカーのランドセルを見比べることで、なんとなくランドセルの共通点や自分の好み(子供の好み)というものも見えてくると思います。

ランドセルの展示会のスケジュールは「ランドセル 展示会」などで調べればすぐに見つかると思います。

ただし、それほど頻繁に開催されるものでもないようなので、ランドセルの展示会が催されている場合は是非出向いてみるのが良いかと思います。ランドセルメーカーの方に直接相談できたりもするようですし、絶対に参考になるはずです。

ランドセルはどこで売っている?どこで買える?

ランドセルはどこで売っているか?そしてどこで変えるのか?

子供の小学校入学の準備を考えるまでランドセルを買うなんてことは普通は無いわけですから、ランドセルがどこで売られているか知らなくても不思議ではありません。

ランドセルは伊勢丹や高島屋などデパートの子供服売り場や、トイザらスなどのオモチャ屋さん、イオンなどの大型スーパーなどでも販売されています。その他、池田屋や土屋鞄などランドセルメーカーとして有名な鞄屋さんも探せばいくつも見つかります。

個人的な経験からすると、ランドセル選びはデパートのハシゴがおすすめです。

デパートをハシゴすると、ランドセルの展示会ほどではありませんが、それなりにいくつものメーカーのランドセルが展示されているので、デザインや品質の違いなどを比べやすいです。

ランドセルの値段の相場

ランドセルの値段の相場

ランドセルの価格のはピンキリです。
そして普通のバッグや鞄などと同じで基本的には値段相応です。

それは使用している素材の違いだったり、縫製の具合だったり、全体的な仕上がりや雰囲気だったり、だいたい見た目通りの価格になっていると思います。

「素敵だな」「しっかりしてるな」と思うようなランドセルはそれなりの価格になりますし「安っぽいなぁ」「ちゃっちいなぁ」思うようなランドセルもそれなりの価格です。

僕がいろいろなランドセルを見て回った印象としては、デザインや品質にこだわると6万円〜7万円くらいが相場になると思います。

「ランドセルっって高いなぁ」というのが正直な感想ですが、子供が6年間毎日使用することを思えば6万円という価格は、1年で1万円という計算が出来るので、そのあたりで相場が落ち着いているのではないと思います。

もちろん、子供が使うものだからと割り切って2〜3万円程度の格安なランドセルを選ぶ方も多いとは思いますが、僕の周りの人に意見を聞いてみると圧倒的に6万円〜7万円のあたりで検討している人が多い印象です。

実際問題で、我が家もいろいろ検討し、最初は2〜3万円程度で充分と考えていましたが、まとも、と言っては語弊がありますが、気に入ったデザインや風合いのランドセルを買おうと思うと、どのメーカーを選んでも不思議と6万円〜7万円になってしまうので、結局は7万円くらいのランドセルを購入しました。

Amazonなんかでは4万円以下のランドセルが多いようでが、レビューをみるとやはり安っぽいというものが多く、その点に関しては目をつむるしかなさそうです。

逆に、高級ランドセルも沢山あります。
高級なホースハイドと呼ばれるレザーを使用していたり、留め具の金具などがものすごく凝られていたりで、大人のバッグ顔負けのクオリティで驚かされます。

どこの誰が買うのか分りませんが、僕が探した中では、20万円を越えるようなランドセルもいくつかありました。

後日談

最初は気合を入れて、それなりに高級なランドセルを選んだ我が家でしたが、こどもが2年間使用したランドセルを見て「もう少し安いランドセルでも良かったかな」と思うようになりました。

というのも、それなりに高級なランドセルは、小学生が毎日使用してもヘタらないように、しっかりと頑丈に作られているため、子供が二年間使用してもまだピカピカです。このまま6年間使用してもおそらくピカピカです(笑)。

小学校を卒業してしまえば使用することもなくなりますし、途中でボロくなってい使わなくなる程度のランドセルでも十分だったかなと思います。35,000円くらいのランドセルでも恐らく十分です。

ランドセルの選び方・絞り込み方

ランドセルの選び方

ランドセルの予算を決める

ランドセルは価格帯で大きく品質が違います。
なので、まずは予算を決めて、その中でランドセル選びを始めるのが良いと思います。

高品質なランドセルを安く買えると親としては嬉しいですが、品質と価格は比例している感じなので値段相応です。

なので基本は価格帯で検討するようになるというわけです。

予算として6万円くらいを見込んでおけば、素敵だなと思ったランドセルでも大体は手が届く範囲になってくると思いますから、選り取りみどりな感じになると思います。

ランドセル価格帯の目安

● ブランド品・最高級品 10万円〜
● 上級品 6万円〜8万円
● 中級品 4万円〜
● 超格安品 2万円〜3万円
● 激安品 〜2万円

ランドセルの色で絞り込む

いろいろなランドセルを見比べてみると細かいところで差があるのですが、同じ価格帯のランドセルだと質感も風合いも機能もほとんど同じで、沢山見れば見るほど、どれも同じに見えてきてしまいます。

そうすると購入するランドセルの候補がどんどん増えてしまい絞りきれなくなってしまいます。

なので、まずはランドセルの色で絞りこむと選びやすくなります。

ランドセルの色もかなり豊富ですが、最初に「黒いランドセル!」と決めてしまえば、その他の色は候補から外れます。

ちなみに、男の子は黒、女の子は赤というのがやはり定番で、その他の色と比べると圧倒的に選択肢が多いです。

そんなわけで、黒や赤のランドセルを選んだ場合はまだまだ絞り込めませんからファスナーや糸などの色の違いでランドセルを選ぶと一気に候補を絞り込めるようになります。

我が家も探し始めた段階ではいろいろと候補が増えてしまい、どれを買えば良いのか分らなくなってしまっていましたが「本体は黒、ファスナー類はゴールドが良い」と決まった瞬間に一気に選択肢が絞り込まれて選びやすくなりました。

● ランドセルの本体カラーは定番の黒か赤にするのが飽きがこなくて無難!

A4フラットファイルが入るランドセル

ランドセルの機能として大切なのが容量です。
基本的にはA4サイズのノートや教科書類は収まるサイズになっていますが、A4フラットファイルかA4クリアファイルが入るサイズかで分れています。

バインダー式のファイルであるA4フラットファイルの方がA4クリアファイルよりもサイズが大きく作られています。

聞くところによると、小学校によってA4フラットファイルを使用したりすることもあるようで、そうなるとA4フラットファイルに対応していないランドセルだと毎回ストレスを感じてしまうというわけです。

また、我が家は共働きのため、放課後に学童保育所などに預けることになるので、学校以外の持ち物もあることを考えて、容量の大きなA4フラットファイル対応ランドセルを選択しました。

● 大は小を兼ねて容量の大きいランドセルが良い!
● A4フラットファイル対応かどうかは売り場で確認すべきことの一つ。

ランドセルはクラリーノか天然皮革か

ランドセルを選ぶ中で一つの大きな悩みとしてあるのがクラリーノか天然皮革の選択です。

クラリーノはご存知、株式会社クラレが開発している人工皮革を使用したもので、雨や汚れに強くて軽いという特徴があります。

クラリーノ、というか人工皮革にもランクがありますから、やはり値段相応になります。
逆に天然皮革の場合は50,000円を切るような価格のランドセルはほとんど無いように思います。

そんなわけで価格は本革製の方が高くなりますから一般的に天然皮革の方が高級品という印象がありますが、同じ品質のランドセルであれば5,000円〜10,000円程度の価格差なのでクラリーノが安物というわけではないようです。

店員さんに話を聞いてみた結果、クラリーノ、本革それぞれ一長一短があるようで、どちらが良いというわけでもなさそうで、最終的には親の好みで決定することになると思います。

本革製は風合いが良く高級感が有るというのがクラリーノと比較した際の一番大きな違いだと思いますが、風合いや高級感が小学生に必要なのかどうかというところで、価値観は大きく違ってくると思います。

我が家の場合は、僕が鞄類は天然皮革の方が好きなので、本革のランドセルを選択しました。

天然皮革のメリット

● 丈夫
● 風合いが良い
● 高級感がある

クラリーノのメリット

● 軽い
● 水汚れに強い

ランドセルの重さ

ランドセルは小学生が背負うものなので重さも考えてあげなくてはいけません。

もちろん軽ければ軽いほど子供の負担は小さく済みますから軽いランドセルが理想です。

その点、僕は全く気にしていませんでしたが、奥さんはランドセルの重さを重視していたので、天然皮革製よりも、クラリーノ製が軽くて良いのではないかという意見でした。

しかし、気に入ったランドセルを比べてみた結果、100g程度しか違いがなく、教科書1冊分と思えば、誤差のうちかな〜ってことで天然皮革製のランドセルに決まりました。

実際問題で力の弱い低学年のころには重量は大きな問題かもしれませんが、子供は育つものですし3年生くらいになれば全く問題がなくなるでしょうから、よほど遠くまで歩かなくてはいけないのでなければ、重量はそれほど意識しなくても良いのではないかと思います。

そもそもいくつかランドセルの重さを比べてみましたが1300g~1500g程度の範囲がほとんどなので、持ち比べてみても「なんとなく軽いかも・・・」と思う程度の違いしかありませんでした。

いろいろなコラボレーションランドセルがある

ランドセル選びをしていると、いろいろなブランドやスポーツメーカーとコラボレーションをしたランドセルが多いことに驚かされました。

例えば、サッカーでおなじみのアディダスやアンブロ、野球ならミズノなどのロゴがデカデカと入ったランドセルがあるわけです。

ランドセルというよりもスポーツバッグのようなイメージで、体育会系を目指すなら思わず選んでしまいそうなランドセルでした。

それらのランドセルはどこのデパートにも置いてあり、売り場によっては1/3くらいは占有していたりしたのできっと売れ筋なのだと思います。

ただ、個人的にはブランドやメーカー品のロゴがデカデカと入っているような鞄をわざわざ子供に持たせたいかと言うとノーなので、無難にシンプルなデザインのランドセルを選びました。

悩んだ末に買ったランドセル

悩んだ末に買ったランドセル

いろいろと目移りしてしまったランドセル選びですが、結局は伊勢丹のオリジナル商品のランドセルを購入しました。

いろいろなランドセルを見ていると、奇抜なランドセル以外はどれもこれも似たり寄ったりのデザインと機能で違いがどんどん分らなくなってしまいます。

結果、普通のランドセルであれば何だって良いかな・・・などとと思ってきてしまい、最終的にはブラックxゴールドという色だけで決めてしまったような感じです。

逆に言えば、同じ価格帯なら何を選んでも同じですし、色で絞り込みをしない限りは甲乙つけられないのがランドセルなのだと思います。

結果として、子供にしっかりと勉強してもらいたいという親の願いも込めて、7万円くらいのランドセルを購入してしまいました。

子供に持たせる鞄としてはけして安いモノではありませんが「良いモノを使えばずっと使い勝手が良い」という物に対する感覚を覚えさせることも、大切な教育なんじゃないかと思ったりもするわけです。

伊勢丹価格もいくらか乗っていると思うので、品質だけで考えればもう少し安くて同等の品質のランドセルもあるとは思いますが、概ね満足と言ったところです。

最近のランドセルはとても丈夫に出来ていて、小学生が6年間使用してもピカピカな状態らしいですが、本革製のランドセルを購入した場合は傷や雨からランドセルを守る為に、透明なランドセルカバーを装着しておいた方が安心ですね。

ちなみに、小学校一年生の時に必須な黄色いランドセルカバーは付属していました。


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