自宅で使用しているバリカンの刃部分に注油するために刃物用の椿油を購入しました。
バリカンの刃に注すための刃物用椿油を購入
バリカンの刃には注油が必要
ご存知かと思いますが、バリカンを使用する際には刃の部分に注油する必要があります。
僕が以前使用していたバリカンにはセットの中に注油用の油が付属していたのですが、現在使用しているPanasonicのER-GC70というバリカンには油は付属していませんでした。
「なんとまぁ気が利かないんだ」と思ったりもしましたが、無いものはしょうがないのでそのまま使用することに。
初期の状態では刃も鋭いですし、油も注されているので調子良く使用できたりするので「注油しなくてもなんとかなるかな」などと思ったりもしましたが、やっぱり何度か使用していると、髪の毛に引っ掛かりを感じるようになってきてしまいました。
「やっぱり注油なしでバリカンを使用するのは無理だなぁ」と思い、バリカンに注油するるための油を探して購入することにしました。
刃物用椿油
実際問題でバリカン用の油なんてものは一回で数滴程度しか使用しないものなので、目薬の容器くらいの小さなものでも十分です。
「きっとPanasonicが適当な量のバリカン用の油を準備してくれているだろう」と思い、Amazonで探してみたのですが、残念ながらPanasonicのバリカン用の油は見つかりませんでした。
しょうがないので刃物用の油を探したところ、いくつもの刃物用の油が見つかりました。
AZという自転車チェーンなどのメンテナンス用の油を製造しているメーカーの油などもあり、自転車に乗る僕としては惹かれるものがありましたが価格がちょっと高いので見送り、数ある刃物用の油の中から、価格も安くて評価の高かった「黒ばら本舗 刃物用椿油」という刃物用の椿油を購入しました。
黒ばら本舗 椿油
黒ばら本舗は東京都墨田区にある会社で、大正12年(1923年)に創業している老舗です。
椿油と言えば、まずは整髪料をイメージするので「バリカンの刃物に使用して頭皮に付いたとしても安心だろう」と考えて、こちらの刃物用の椿油を購入しました。
参考 → 黒ばら本舗ホームページ
パッケージの上方によると食用ではないものの、天然の椿油とのことで安全性は高そうです。
バリカンや、ハサミやカッター、ナイフなどの刃物に塗布しておくと、錆止めの効果があり、刃物を長持ちさせることができるようになるとのこと。また、工具やミシンなどの刃物以外にも使用できるようです。
とは言え、量が多いですね(笑)
上記の写真のボトルで100mmlで小サイズです。
もっと大きなサイズもありますが、普通の用途であれば小サイズでも十分だと思います。
ちなみに、椿油で有名な老舗と言えば「大島椿(創業1927年)」が有名ですが、歴史は黒ばら本舗の方が長いみたいですね。
参考 → 大島椿ホームページ
バリカンの刃に椿油を注油
バリカンの刃の部分です。
注意書きで「ご使用前後、刃物に必ず注油して下さい。」と注意書きがあります。
だったら、付属品として油を付けておいて欲しいなぁ。そしたらわざわざ後から購入する必要もないのに。
黒ばら本舗の刃物用椿油はボトルの先がノズル状に伸びているので狙ったところに落としやすいですね。椿油も程よい粘りなのでボトボトと垂れたりもせず、逆に糸を引いたりもしないので注油しやすいです。
バリカンの刃物部分の裏表に数滴ずつ垂らして良い感じに馴染みました。
バリカンの電源を入れると、滑りが良くなって気持ちの良い音を立てるようになったので、また元のように引っ掛かりなくスムーズに散髪ができそうです。
やっぱりメンテナンスって大切ですね。
バリカンの刃に使用するだけでは到底使い切れそうにないので、工具やハサミなどにも使用して錆ないように対策したいと思います。
価格も安くてボリュームも多いので大変ありがたい良い油でした。