僕は煙草が嫌いです
元喫煙者ですが煙草が大嫌いなのです。
元喫煙者ほど煙草が嫌いというよくあるパターンです。
しかし、他人が吸う煙草に対してはルールや非喫煙者に対しての配慮を持った吸い方をしてもらえれば、自由に吸ってもらっても良いと思っているので、他人に対して禁煙を勧めたりなんてこともしません。
嫌煙者ではありますが、ある程度、煙草に対して寛容な考え方を持っているとは思うのです。しかし、煙草のポイ捨てや歩き煙草など、ルール無視、マナー無しの喫煙だけは、どうしても許せないという気持ちがあります。
東京都のほとんどの市区町村では「許可された場所以外での路上喫煙はしてはいけない」と条例で決まってるはずですから、しっかりとルールを守って欲しいものですが、未だに歩きタバコをしてる人は多いように思います。
歩き煙草をするような人に限ってポイ捨ても平気でしますし、マナーのつもりか解りませんが、排水溝の穴なんかに煙草を捨てたりするのですよね。煙草が勝手に消えてなくなると思っているのでしょうか、何故そんなことができるのかと本当に不思議に思います。
これだけ世間が煙草に対して厳しくなっている中で、未だに歩き煙草やポイ捨てをやめないのは、もう頭の中がどうにかなってしまっているとしか思えないのですが、本当に多いですよね。
個人的な印象ですが、煙草を吸い始めてイキりたい若者や50代以上の煙草がフリーダムな時代の方々の路上喫煙率が多いように思います。
何はともあれこのようなルール無視、マナー無しな喫煙者はルールを守って煙草を吸ってる人からしても迷惑な存在です。
歩き煙草は野放し状態
できれば歩き煙草なんて世の中からなくなって欲しいと思っているので、警察あたりにビシッと取り締まって罰金を徴収すれば良いのにと思うのですが、路上喫煙禁止の条例は警察が絡むような案件ではないので基本的にはノータッチのようです。
なので、路上喫煙禁止地区で警察の前で煙草を吸っても警察は注意すらしてくれません。
問題行動をするような人達なのは間違いないと思うので、夜中に自転車に乗っている一般市民をわざわざ停車させて職務質問するのではなく、そういう基本的なルールすら守れない人達から順次職務質問をした方が、よっぽど犯罪抑止や犯人発見につながると思うのですけど、不思議ですよね。
そんなわけで実質的に歩き煙草は野放し状態で、条例では罰金制になっていたりしするものの、形ばかりで今では何の規制も無いのと一緒な状態です。
一般人が歩き煙草を注意するのはトラブルの元
かと言って歩き煙草をやめさせたいという正義感から歩き煙草をする人を注意した結果、逆切れされて暴行される事件だって多いわけです。
注意の仕方も問題があるのかもしれませんが、今時、平気で歩き煙草をする人たちは普通の考えを持った人ではありません。要するに危険人物です。
なので僕なんかも歩き煙草は「近寄っちゃいけない人」「関わってはいけない人」の目印と思って、極力関わらないようにしています。
歩き煙草をすると人の視線が集まる
路上喫煙の罰金制も最初の話題だけでした。
結局今現在では取り締まることもなくなってしまっているんじゃないかと思います。
しかしながら、当初と比べれば歩き煙草をする人は随分減ったと思います。
何故、歩き煙草をする人が減ったのかの理由を考えたとき、それは他人の目が気になるからだと思うのです。今風に言うのであれば同調圧力を感じるのでしょう。
路上喫煙が禁止になり、世間的にも「路上喫煙がダメだ」ということが認知されはじめた頃、喫煙者たちは「煙草を吸ってるとみんながジロジロ見てくる」というようなことを言っているのをよく耳にしました。路上で煙草を吸っているとみんなが不審者を見るような目で見ていくのだそうです。
実際に、路上喫煙の禁止されていない田舎から上京して来た友達が、都心で知らずに煙草を吸ったところ、やたらとみんなの視線を感じて路上喫煙が出来ない事を知ったと言っていましたから、人の視線というのは非常に気になるものだと思います。
まともな神経がある人は、それで「歩き煙草はやめよう」と思うようになるのです。
なので、みんなで煙草を吸ってる人をジロジロと見るようにすれば歩き煙草や路上喫煙はなくなるんじゃないかと思ったりもします。
しかし残念ながら未だに歩き煙草をしているような人たちは頭のどこかがおかしくて普通の神経を持ち合わせていないので、ジロジロ見たりすると「何見てんだこの野郎」などと絡まれたりする危険性があるのです。
サルと目を合わせてはいけないというのと同じレベルです。
煙草を持ってる手を見ればいい!
歩き煙草をしている人の顔をジロジロと見ればプレッシャーを与えることはできますが、絡まれる危険性があるのであまり推奨される方法ではありません。
そこでもっと安全でかつ相手にプレッシャーをかけられる方法はないかと考えて見た結果、吸っている煙草をジロジロと見れば良いということに気がつきました。
顔ではなく手に持っている煙草を見るのです。
相手は煙草を見られていると感じるものですが、人は不思議と目が合わないと攻撃的にもなかなかなれないものなのです。
たとえば、みんなでジロジロと煙草を見るようにして歩き煙草をする人にプレッシャーを与えられるようになれば、歩きタバコをする人も減るんじゃないかと思うのです。もし僕自身が今でも喫煙者だったら「吸いづらいなぁ」と絶対に思うはずです。
そう思って僕はこの「煙草ジロジロ作戦」を日々実践するようにしています。