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病院で教わった子供が発熱した時の対処方法

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子供の高熱が四日ほど続き、あまりに辛そうだったので、病院で受診した際に、担当の先生が教えてくれた「子供が発熱した時のホームケア」の資料が、今後、子供が発熱した時にも、役立ちそうな気がするので、ここにメモ的にきろくしておこうと思います。

発熱について

発熱は身体の防御反応で、身体の中に侵入してきた細菌やウィルスと闘っている状態であり、細菌やウィルスと闘うためには、体温を上げるしかないため、熱が出るということです。

発熱は身体を守る防御反応

というのが発熱の考え方の基本で、発熱=身体に悪い状態というわけではないというのがまず根本的なところにあります。ただし、他の病気が原因での発熱も考えられる為、症状には注意をしておく必要があります。

解熱剤の使用方法

解熱剤は病気を治すものではなく、一時的に熱を下げて身体の負担を楽にするために使用するもの。

解熱剤で熱を下げて、身体を楽にしてあげた間に、高熱時に摂取の難しい食事や水分などの補給をするなど体力回復を狙うための、中休みを与えるような役割をしてくれるのが解熱剤ということになります。一般的に解熱剤は連続して使用できるものではなく、6時間以上の間を空けて使用するなどの使用条件があります。

高熱時でも本人が元気であれば使用する必要はない

発熱時の対処法

寒がる時と暑がる時

発熱時には、寒がる時と暑がる時があります。寒がるか暑がるかで対処方法が変わります。

寒がる時は、毛布などをかけて出来るだけ暖かくする。
暑がるときは、薄着にするなどして熱を逃がす。

保冷剤などで冷却するタイミングと冷却する場所

保冷剤や氷まくらを使って太い血管を冷やして熱を下げる場合は、熱が上がり切ったのを見計らって下げるようにする

冷却する場所は、首、脇の下、足の付け根の太い血管が走っている場所が基本です。

冷却する場所は、首、脇の下、足の付け根

入浴について

入浴は体力を使うため、発熱時の体力を消耗する時の入浴はなるべく避けるようにする。

食事について

胃腸の働きが悪くなっているために、嘔吐をしてしまうこともある。

病気時の基本的な食事は、お粥やうどんなどの消化の良いモノを選ぶのが基本。

食事は消化の良いもので摂取する

水分補給について

発熱時は汗を大量にかいたり、嘔吐下痢などで脱水しやすいため、水分をなるべく多く補給するように心がける必要があります。その際は湯冷ましやお茶よりも、スポーツドリンクなどのイオン水などが良い

発熱時に気をつけておく必要のある症状等

下記の症状がある場合は、なるべく早めの受診をした方が良いようです。

元気がなくグッタリしている

発熱時でも、本人の意識がはっきりしていたりする場合は特に問題がないようです。逆に、意識が朦朧として全く動けない状態だったり、赤ちゃんの場合はおもちゃに興味をしめさない(しめせない)ような状態の時は異常と判断して受診をした方が良いとのことです。

半日以上おしっこが出ない

おしっこが出ない状態は脱水症状が疑われるようなので、オムツをチェックして半日以上出ていない、または普段に比べて明らかに少ないレベルだと注意が必要のです。

食事や水分が全くとれていない

食事に関しては数日摂れなくてもそれほど心配はないようですが、水分に関しては脱水症状が心配されるので注意が必要のようです。嘔吐下痢を繰り返す、全く摂れていないなどの場合は要注意

その他

手足が冷たくしめっていたり、息苦しそうな状態が続く場合も要注意とのこと。

発熱時にチェックしておきたいこと

受診時にお医者さんになるべく正確に状態を伝えるために、チェックしておきたいポイントです。

いつから

● いつから熱が出たのか?
● いつから食事が摂れないのか?
● いつから水分が摂れないのか?
● いつからおしっこが少なくなっているのか?

などの情報は非常に大切な情報のようです。なので上記は意識して時間を確認しておくのが良いと思います。

どんな状態なのか

上記のいつからに加えて、本人の様子や、身体に症状が出ていないかなども、時系列で分るようにしておくのが良いようです。

発熱時の対処まとめ

子供は熱を出すものとして、基本的にはそれほど心配は要らないようです。息子の場合は40.5度まで熱が出ていましたが、僕が慌てて駆け込んだ病院では42度くらい出たとしても本人の意識がはっきりしているならば心配ありませんから。と言われました。

苦しんでいる子供を前に、落ち着いて状態を見ていくとおいうのはなかなか難しいものですが、慌てず「子供は熱を出すもの」として心を落ち着けてから、いざ診療となった時に、正しく状態を伝えられて、適切な診療や診断ができると思うので、親がすべきことは慌てることではなく、冷静に状態をメモしながら判断していくことなのかもしれません。

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参考 → 子供が高熱を出した時の基本的な対応
参考 → 子供の発熱と救急医療の利用までの基本と例外