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英語や中国語の勉強にはスティーブ・ジョブズ自伝がおすすめ

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アップルコンピューターの創業者であるスティーブ・ジョブズが2011年10月に亡くなり、そのすぐ後に彼の自伝が世界各国で同時発売されました。

僕が初めて触ったパソコンも、初めて自分で買ったパソコンもMacintoshでした。そしてその後もずっとMacintoshを使って来た僕にとって、スティーブ・ジョブズの自伝は買わずにはいられない本でした。

そして自伝を読んで思ったのは、英語や中国語、その他の外国語の学習用テキストとして最適だなと思ったのでまとめてみます。

英語や中国語などの外国語の勉強にスティーブ・ジョブズ自伝が適していると思う理由

言い回しや単語が小説ほど難しくない

スティーブ・ジョブズ自伝の内容が面白いか否かについては、スティーブ・ジョブズに興味があるか無いかが全てだと思うので、内容については触れませんが、英語や中国語、その他の外国語を学ぶためのテキスト素材としてはなかなか良い一冊ではないかと思うのです。

その理由として一般的な小説などと比べると、表現が平易で解りやすいのです。

僕は英語の学習をするために今まで何冊もの英語の小説や本を買ってきました。いわゆる多読と呼ばれるような英語の勉強方法です。多読をすると多くの英語を読むことで語彙を増やすことができるので、非常に効果の高い勉強方法の一つです。小説などであれば読書を楽しみながら英語学習ができるというメリットがあり、一石二鳥の勉強方法でもあります。

しかし、実際のところ思うように読み進められた事が今までほとんどありません。というのも、小説で使われている言い回しや単語は日常であまり出てこないものが多いからです。

確かに語彙は確実に増えますが、小説を読む時間よりも辞書を引いて単語を調べている時間の方が多くなり、全く前に読み進めず挫折してしまうというパターンになってしまいます。

日本語の小説でも同じですが小説には日頃使わない表現や言い回し、単語が沢山出てきます。そこに表現の上手さやテクニックがあったりするわけですが、その結果として、難しい単語や表現が多くなってしまうのです。

その点、スティーブ・ジョブズ自伝の場合は比較的平易でストレートな表現が多く読みやすくなっています。

スティーブ・ジョブズ自伝は、話題がコンピュータ関連に多少偏っていたりはしますが、英語初学者にとって難しすぎない程度の文章になっていて、小説などと比べるとスムーズに読み進められ、英語の小説のように分からない単語だらけで前に進めないということが少ないです。

多言語で翻訳されている

世界的に有名なスティーブ・ジョブズなので、自伝は世界中で発行されていて、かなり多くの言語に翻訳されています。

サックリと調べてみた範囲でもスティーブ・ジョブズ自伝は米語版(原書)、中国語版のほかに、英語版、ドイツ語版、フランス語版など、たくさんの言語に訳されて販売されています。もちろん日本語にも翻訳されているので、答え合わせとして使用することもできるでしょう。

中国語版のスティーブ・ジョブズ自伝も買ってみました

僕は英語の他に中国語も勉強していることもあり、これくらいの平易な表現ならきっと中国語版も読みやすいんじゃないかとAmazon中国で中国語版のスティーブ・ジョブスの自伝を買ってみました。

ちなみに英語版のスティーブ・ジョブズ自伝はKidle版で購入しています。Kindle版だと価格が安いことや、知らない単語があればkindle上ですぐに調べることが出来て効率が良いからです。

注文から約2週間で到着した中国版のスティーブ・ジョブズ自伝をパラパラめくりながら目を通してみると、予想通り中国語版も平易な表現で非常に読みやすい感じがしました。なので、中国語版も語学用のテキストとして使えそうです。

ちなみに本のサイズはB5版。原書と同じくらいの大きさですね。

Appleやスティーブ・ジョブスに興味があって、さらに語学に興味が有る人は、楽しみながら勉強出来るんじゃないかなと思う素敵な自伝本です。

ちなみにAmazon中国での買い物の方法については下記の記事で解説しています。スティーブ・ジョブズの自伝に限らずで中国語の書籍を入手したい時には非常に便利です。

参考 → 中国のAmazon(アマゾン)で購入する方法