中国語のiPhoneアプリに気をつけよう

最終更新日:2015/08/05 公開日: Mac, PC・MAC関係 , ,

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AppStoreで怪しい中国製のアプリが大量に販売されていたので、面白そうなアプリを購入してみた結果です。

AppStoreで中国語のiPhoneアプリを探す

中国語の勉強をしているので、中国語の勉強に役立つアプリケーションは無いかなと、iTunesストアを定期的に見ています。

英語の勉強に関しては、Podcastでは英語の番組は山ほど有るし、小説や辞書の類いはAppleストア以外にも豊富に有るので、教材について全く苦労しないわけですが、中国語関連となると、極端に選択肢が少なくなってしまいます。

僕が中国語のアプリを探し始めた頃は、最初に充実しそうな辞書ですら、中国語関連は、まともに使えるレベルのものが無かったくらですから、辞書以外の教材となると、本当に何も有りませんでした。

ある日、AppStoreに中国語のアプリが急増した

その状況が2010年の9月くらいに一変した出来事がありました。
ちょうどアプリの審査基準が変った時期と重なるのかな?と思います。

中国語で適当に教材を検索すると、中国系のアプリがずらずらと出てくるようになったのです。それはもうピンキリで、ちゃんとした会社が作っていそなまともなものから、怪しげなものまで沢山のアプリが登場したのです。

中国語の本を探す

読書による語学の勉強は、楽しみながらできるので、大好きな勉強法の一つ。

中国語のアプリが増えたと、単純に喜んだ僕は、以前から探していた中国語で書かれた小説を手に入れるべく「小説」などの言葉でストア内を検索し、適当な小説アプリをダウンロードして、さっそく読んでみることにしたのでした。

無料アプリも沢山有ります。何故だかわかりませんが、官能小説が多い気がします。ちなみに、無料の小説の場合は最初の数巻が無料でそれ以降が有料のパターンが多いようです。

中国製でもアプリの質はそこそこだと思う

アプリケーションの質としてはテキストのコピペができなかったり、単純な構造だったりで、日本製のアプリと比べると、ちょっと手抜きな感じや不便な点など、アラが目立つものが多いけれど、概ね満足できる出来だと思いました。

まぁ、僕が買うアプリは、スケジュール管理とかタスク管理などのビジネス用途のアプリではなくて、小説などですから、そもそもで、それほど機能や使い勝手が重要視されるアプリではないく、それが不満を感じない理由の一つかもしれないですけどね。

中国語の小説は難し過ぎて読めなかった

中国語で書かれた小説をいくつかダウンロードしてみたものの、僕の中国語能力では中国語の小説はあまりに難しく、ほぼ辞書とにらめっこ状態になってしまい、一向に前に読み進めることができませんでした。

日本の小説でもそうですが、文学作品ってのは、言い回しで微妙にニュアンスが変わるし、わざと難しい言葉を使ったりもしますよね。言葉一つにも何故その言葉を使っているのかというような作者の意図があるでしょう。しかし、そういった作者の繊細な言葉のセンスは、なんとなく単語の意味が解る程度の読解力の人間の力量からすれば。そんな繊細なレベルまで理解出来る筈がないのです。

なんとか読み進もうと努力はしてみましたが一文節の全ての言葉が解らないような状態だと、それだけでもう気が滅入ってしまうのです。それで勉強が嫌いになってしまっては元も子も無いので、大人向きな真面目な小説を読むのは諦めて、もっと優しい言葉で書かれているであろう、童話を探してみる事にしました。

中国語の童話を探してみた

中国語で「おはなし」を意味する「故事」で調べてみると童話系のアプリが見つかる。
まずは無料のアプリを適当にダウンロードしてみた。

内容は、子供向けのなので、童話独特の単語は多いけど、言い回しが簡単なので無理なく理解出来る。中国語の勉強が捗りそうだと気を良くした僕は「無料のものも沢山あるけれど、有料のものはどうだろう?」ってことで有料アプリを探すことにしたのでした。

中国語の童話大全集的なアプリを買ってみた

目についたのが「◯×△■故事大全3500+」というアプリだった。
説明文にも「收共3500多个童话故事」と書いてある。つまり3500話の童話が収録されているらしい。

英語でも著作権の切れた古典文学なんかの短編を沢山まとめたアプリがあるので、それと同様のアプリだろうと判断し、購入しようと決めた。

念のためサポートのページを見てみると、変なページが開かれた・・・「怪しい」とは思ったけど、もし何か変な具合でも、それほど高いものではないし、Appleのの体勢を信じて買ってみることにした。


購入した本のインターフェース。
書棚には32冊の本が入っていて、その1つ1つに20話程度の短編が収録されている。本のカバーはクレヨンしんちゃんとか、ディズニーとか、どこかで見た事のある変なカバーがズラリ。ちなみに同じ絵柄のカバーは中身が同じ。つまり本が32冊並んでいても、実際はかなり少ない。そして表紙がクレヨンしんちゃんでも、中身は当然、クレヨンしんちゃんではない。

評判通りの期待を裏切らない中国製アプリ

村上春樹さんの1Q84とか、著作権無視した中国訳版アプリがあるのはニュースで知ってはいたので、中国製アプリはあんまりよろしくないとは知っていた。

AppStore で小説の海賊版を販売中
http://slashdot.jp/apple/10/11/11/011233.shtml

説明文やサポートホームページのいい加減さからも怪しいアプリってのはなんとなく察知出来たから、騙されたというよりは、おもしろ半分でネタにするのも有りと思ったので購入してみたのだけれど、想像以上のいい加減なアプリで驚きました。

カバーが変なのは、100歩譲ってまぁ良いとして、3500話って書いてあるのに300話程度しか収録されていないのは明らかに説明文と違って詐欺のレベル。

念のため、App storeに連絡はしておいたけど、Appleは返金してくれるんだろうか?間違って購入してしまった場合なんかはきちんと対応してくれるみたいだけど、まだAppleから返事は無いんだ。こういう場合は制作者に伝えなきゃだめなのかな?と思い、とりあえず製作元の連絡先を探してみたけど見当たらない。(笑)

iTunes Storeのサービス規約に以下のような文があるから「買ったあなたが悪い」状態なのかもしれません。

問題のあるマテリアル
お客様は、本サービスをご利用いただくことにより、露骨な表現を有することが明記されているか否かを問わず、不快、わいせつ、または問題があるとみなされる可能性のあるコンテンツに出くわす可能性があります。しかしながら、お客様はご自身の責任により本サービスをご利用いただくことに同意されたため、アイチューンズはお客様に対し不快、わいせつ、または問題があるとみなされる可能性のあるコンテンツに関する責任を一切負いません。また、本商品の種別および解説は、お客様の便宜のために提供されるものであり、お客様は、アイチューンズがその内容の正確性について保証するものではないことを了解し、同意されたものとします。

ソフトやアプリの場合は、使ってみないとなかなか見つからないようなバグもあると思うので、そういった場合は仕方ないとは思うけど、使って数秒で問題有りって解るようなものを認可しないで欲しいと思いますよねぇ……

怪しいアプリの特徴で怪しいアプリを見抜く

僕が購入した中国系のアプリは、思いっきり問題有りのアプリでしたが、だからと言って中国系のアプリが全て問題が有るというわけではもちろんないと思います。

実際、ちゃんとしたアプリももちろんありました。ということであれば、いい加減なアプリを作っているメーカーのアプリを買わないようにすれば良いだけなので、それについての対策を考えると、怪しいアプリを作っているメーカーの作っているものは、どれもほとんど同じようなアプリばかりが並んでいます。想像するに、会社名だけ変えて、似たようなアプリをバラまいている感じかもしれません。

怪しいアプリの特徴

・アプリの説明が無い
・サポートのホームページが変、または関係ないサイト。
・アプリのインターフェイスの画像が無い。

中国系のおすすめアプリ

いろいろダウンロードしてみて、沢山のゴミの中から中国語の勉強に役立ちそうなアプリを見つけたので最後に紹介しておきたいと思います。

Sweet Story

収録されているのは14話の短編。無料。
音声が収録されているのは中国語の発音を学ぶ上で非常に便利。

物語は一話1〜3分程度。
字が読めて、発音を聞けて、語彙も増やすことができる優れたアプリだと思います。
「有声」で検索すると他にも多数あるみたいなので調べてみると良いかもしれません。

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