風邪をひいて体調を崩してしまいました。風邪をひいた時には、いつも何故かグレープフルーツジュースが飲みたくなるので、コンビニまで買いに行ったところ、お気に入りの100%果汁のグレープフルーツジュースがありませんでした。
仕方がないので、代わりに100%果汁の林檎ジュースを買ってきました。
1000mlサイズの林檎ジュースのパッケージです。パッケージには林檎の断面がデザインされています。
んん・・・?
あれ・・・?
アレ・・・?
なんだか卑猥ですね・・・?
・・・うーん
林檎って卑猥なんですね・・・
こんなことを考えるなんて熱でもありそうです。いや実際、熱があるんですけどね。
そんなことはさておき本題です。
ミカンはビタミンCがあるのでミカンを食べると風邪の予防に効果があるなどと言われますし、僕が風邪をひいた時は必ず柑橘系のドリンクが飲みたくなるのはきっと身体がビタミンを欲しているからなのだろうと解釈しています。
ところで、今回は林檎ジュースを買ってきたわけですが、林檎は風邪をひいた時に効果あるのか気になったので調べてみることにしました
林檎は風邪に対して効果があるのか?
林檎関係のホームページから、風邪の対処によさそうな文章を引用してみようと調べてみました。
結果として民間療法的な知識の範囲では、風邪の時に食べると効果があるような内容の文章が散見されましたが、りんごの生産者のページや、医療関係のページ、栄養関係のページでは、林檎は特に風邪に対して特別な効果があるというような情報は見つかりませんでした。
風邪ではなく整腸作用はあるようです。なのでお腹の調子が悪い、下痢などには良いようです。
100%果汁の林檎ジュースに砂糖は入っているのか?
林檎ジュースが美味しかったので1リットル全てを飲み干してしまいました。
一般的なジュースで考えれば、1リットルも飲んでしまうと愕然としてしまうほどの砂糖を摂取してしまう量です。
砂糖の摂取量が不安になったので100%果汁のりんごジュースに砂糖は入っているかを調べてみることにしました。
果実飲料の日本農林規格
果実飲料の日本農林規格の第16条にりんごジュースの規格について言及している部分がありましたので抜粋してみます。
■りんごジュース(ストレート)
加糖量
加えていないこと。■りんごジュース(ストレート以外)
加糖量
砂糖類及び蜂蜜の原材料に占める重量の割合が2.5%以下であること。
果実飲料の日本農林規格(pdf)
ということです。
要するに、りんごジュースには「ストレート」と、「ストレート以外」の2種類があります。
コンビニやスーパーなどで売られていたりする100%果汁のリンゴジュースのほとんどが「ストレート以外」の方となります。いわゆる濃縮還元タイプなどが「ストレート以外」になるようです。
「ストレート以外」には、砂糖や蜂蜜などで加糖が認められてはいるものの、重量の2.5%以下に定められています。
つまり、僕が飲んだ100%果汁の林檎ジュース1リットルに含まれていた砂糖の量は、最大でも25g以下と考えられそうです。
一つの食べ物から摂取する糖分で考えれば25gはけして少なくはない量ですが、WHOが発表した一日の当分摂取量の目安は25gということで、なんとか許容範囲な気がします。
ちなみにりんごジュースの規格の数値を超えた加糖をしてしまうと「りんごジュース」とは名乗れなくなり「果汁入り飲料」とか「清涼飲料水」などの表記になるようです。
砂糖類及び蜂蜜の原材料に占める重量の割合
● オレンジジュース 5%以下
● うんしゅうみかんジュース 2.5%以下
● レモンジュース 2.5%以下
● りんごジュース 2.5%以下
● ぶどうジュース 2.5%以下
● パインアップルジュース 2.5%以下
● ももジュース 5%以下
● グレープフルーツジュース 5%以下
※りんごジュースや、みかんジュース、ぶどうジュースなど、素材により若干規格が異なるので詳細は果実飲料の日本農林規格(pdf)をご確認ください。
風邪とりんごジュースのまとめ
結局の所、りんごジュースは風邪に対しての特別な効能は無さそうなでしたが、病気の時に、りんごジュースやオレンジジュース、桃の缶詰など、なんとなく子供の時に親から出してもらった食べ物というのは、大人になってからでも、風邪をひくと欲しくなってしまいますね。
特別な効能が無いにしても、そのような食べ物を食べると安心感や、きっと良くなるという気持ちは得られます。なので病は気からという部分での効果は大きいのかもしれません。
ちなみに僕の場合は、桃の缶詰、蜜柑の缶詰、苺が風邪をひいた時に出てくる定番でした。