焦げ付くようになった鉄のフライパンをリセットして復活させる

最終更新日:2017/04/24 公開日: DIY, 生活

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フライパンは鉄製がお気に入り

日常、料理をする際に、必ず使う道具の一つのフライパン。
昔は、テフロンコーティングされたフライパンを使用していました。

しかし、テフロンコーティングのフライパンは日常使うには手入れが楽なのは良いのですが、日々剥がれていくテフロンが一体どこへ行くのか?という素朴な疑問があったり、せっかく使い込んで愛着が出てきた頃には新しく買い替えないといけなくなったりするのが嫌で、今では鉄のフライパンを使用しています。

鉄のフライパンは大切に使えば、擦り切れて使えなくなるまで使え、ちゃんとしたものであれば一生使えるので、道具に対する愛着も沸くことや、テフロンコーティングのフライパンと違い、高熱の調理ができて、チャーハンなどの炒め物も良い感じで水分を飛ばすことができますし、ステーキなどの肉料理なども、断然美味しく仕上げられるので、これから先も鉄のフライパンを使い続けていくと思います。

鉄製のフライパンが焦げ付くようになった

鉄製のフライパンと言えば、焦げ付きが気になるところですが、ちゃんとした手入れと、ちゃんとした使い方さえ覚えれば、基本的に焦げ付くことはないと思います。

しかしまぁ人間ですから、時々ズボラになってしまい、そのズボラが積み重なっていくと、いつの間にか焦げ付くクセついてしまい、料理の度にストレスを感じるようになってしまいます。

テフロン製のフライパンであれば、焦げ付く=テフロンの寿命ということで買い替えになりますが、鉄のフライパンの場合は、どんなに焦げ付くようになってしまっていてもリセットしてしまえば、新品のように再生できるという利点があります。

例えば、もう何年も放置して、サビだらけになってしまって、捨てるしかないような状態になってしまったフライパンでも、ちゃんと手を入れれば、新品同様に再生できてしまうのが素晴らしいところです。

僕の鉄のフライパンのご紹介

僕の使っているフライパンはde Buyerというフランスのメーカーのフライパンで、フライパンの厚さが2.5mmくらいあるしっかりとした造りのフライパンだと思っています。

フライパンを購入する際に、なるべく良いものを・・・と探して見つかったのがこのフライパンで、重量が2kg程度とかなり重たいので、ブンブンと振るようなことはできませんが、鉄のフライパンの魅力を堪能出来るフライパンです。

イタリアンのレストランなどで見かけるアルミ製の銀色のフライパンなどになると高級品は多いのですが、鉄のフライパンは、そこそこのレベルのものでもそれほど高いものはなく、de Buyerも鉄のフライパンで考えれば安いものではないと思いますが、価格は5,000円程度でリーズナブルでした。

さて、独身時代から使い続けて7年ほど経った僕のフライパンも、間に合わせのメンテナンスでは、焦げ付きが解消できなくなってきたので、リセットしてみることにしました。

鉄製のフライパンが焦げ付くようになったのでリセットして復活させる

焦げ付くようになった鉄のフライパンの現状

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焦げ付くようになった鉄のフライパンの表面。ゴリゴリと鉄ヘラでこすっても焦げ付きが落ちず、この状態で料理しても同じ場所がずっと焦げ付いてしまうようになっています。

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焦げ付くようになった鉄のフライパンの側面も、調理中の調味料などがこぼれて焦げたりして、固まってしまった状態。見た目も汚らしい感じで、リセットによりこの見た目も解消できればと思います。

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焦げ付くようになった鉄のフライパンの裏側。鉄ヘラでこすると、剥がれ落ちた部分から赤錆が見えます。

焦げ付くようになった鉄のフライパンをリセットする為の道具

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左から
フライパン用ブラシ:今後の手入れのために。ドイツ製でした。
コゲ落ちくん:フライパン再生の仕上げに使います
ガスバーナー:焼き込みに使います
紙ヤスリ:#80〜#150程度のもの
クレンザー:仕上げに使います
鉄ヘラ:写真には入っていませんが、お好み焼きなどの時に使用する鉄ヘラです。コゲなどを落とす際に使います。

ガスバーナー
ガスバーナーは、現在一般的に普及している家庭用のガスコンロが、安全のための温感センサーが付いていて、ある程度の温度になると自動的に火力を最小にしてしまうという、ウッカリが多い僕にとっては非常に有り難い機能が付いています。このため、鉄のフライパンのリセットに必要な焼き込みができません。

なので、ガスバーナーなどを使って焼き込みをする必要があります。焼き込みをする道具は、ガスバーナーに限らずで、カセット式のガスコンロでも問題ありません。

紙ヤスリ
紙ヤスリは番号が小さいほど荒くなります。#80〜#100程度の荒めの紙ヤスリでコゲを落として、#150くらいの中目でならして、#200くらいの細かい紙ヤスリで仕上げるなどをすると丁寧かもしれませんが、僕は#120の紙ヤスリだけで作業しました。

荒目〜細目までの紙ヤスリがセットになったものも販売されていて便利ですが、一枚では足りないと思うので、同じ番号を数枚準備しておいたほうが良いと思います。

焦げ付くようになった鉄のフライパンのコゲを焼き切る

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焦げ付くようになった鉄のフライパンをリセットするための最初の作業として、フライパン全体のコゲや汚れを焼き切ることから始めます。

作業中の写真はガスバーナーを使用しているため、両手が塞がっているので撮影ができませんでしたが、ガスコンロに火を入れつつ(ガスコンロは温感センサーのため、大きくなったり小さくなったりする)、ガスバーナーで全体的に焼いていく感じです。

かなり高温にならないとコゲの部分が墨にならないので、同じ場所を数分くらいは焼くようにします。焼けてくると、モクモクと煙が出て、コゲなどに火がついて燃え始めます。コゲの量が多いと火が大きくなったりするので、換気と火事には注意してください。

少し時間はかかりますが、この作業でしっかりとコゲを焼き切っておくと、この後の作業がものすごく楽になります。

焦げ付くようになった鉄のフライパンのコゲを落とす

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表面を削ると、赤錆が見えました。
墨化するまでしっかり焼き切っていると、鉄ヘラを当てると、ウロコのようにポロリと剥がれます。僕の場合、焼き切りの程度が少なかったため、少し時間がかかりました。

ヘラで削ることができないような焦げは、再度焼きを入れる感じになり、焼き切りとヘラで落とす作業を何度か繰り返して作業しますた。

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裏側もしっかり焼き切っていると、面白いくらいに剥がれ落ちます。焦げを剥がすと銀色の下地が見えます。新聞紙の上に塊で落ちているのが、きちんと焼き切った場合に剥がれ落ちた焦げです。

焦げ付くようになった鉄のフライパンをヤスリがけする

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基本的なコゲが落ちたあとは、紙ヤスリで全体を磨いていきます。
しつこいコゲなどが残っている場合は、鉄ヘラなどでこそぎ落としながら作業します。

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裏側も同様にヤスリがけしていきます。
多少汚れが残ったりもしますが、ムラ程度のものであれば、特に気にしなくても良いと思います

ヤスリがけには、木製ブロックなどを使って面で研ぐようにすると綺麗に仕上げられます。僕は子供の積み木を借りて作業しましたが、カマボコなどに付いて来る板などに紙ヤスリを巻いても代用出来そうです。

使用する紙ヤスリは#80〜#150くらいの比較的荒いものを使ってコゲを落としていきます。作業をより丁寧にする場合は、3種類くらいの荒さ(#80,#150,#240)を使い分けて磨き上げるのも、職人的で楽しいかもしれません。26cmのフライパンを丸々磨き上げるのにA4サイズ1枚くらいは使うかもしれないので、余裕のある枚数を確保しておいても良いと思います。

焦げ付くようになった鉄のフライパンをクレンザーで磨く

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ヤスリがけが終わると次は、クレンザーとスポンジを使って、汚れをおとしつつ磨き上げていきます。スポンジは荒めのスポンジを使うのが良いと思います。

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円を描くようにグリグリとまんべんなく磨き上げていきます。白いクレンザーが灰色に変わっていくのが気持ち良いです。クレンザーの色が変わらなくなる程度まで磨いたら、よくすすぎます。

この時点でのフライパンの色は、鉄の地肌の色が出た銀色になります。

焦げ付くようになった鉄のフライパンを焼き込む

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クレンザーで磨いた後は、火にかけてフライパンを焼き込みます。
玉虫色と呼ばれる青光りする不思議な色になるまでフライパンを焼き込むことで、酸化皮膜ができて、小さな穴が鉄の表面に沢山できた状態になり、ここに油が入り込むことによって、焦げ付きにくいフライパンになる。というわけです。

最初に、コゲを焼き切った時と同じように、ガスコンロにかけながら、ガスバーナーを使って焼き込みをおこないましがが、作業中の写真は両手が塞がってしまうために、撮影出来ていません(笑)

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写真では、コンロの光が暖色のためわかりづらいですが、フライパンを焼き込むと青光りする不思議な色になっていきます。

焦げ付くようになった鉄のフライパンを仕上げる

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油を入れて、5分ほど弱火で加熱して、油を戻して、キッチンペーパーで拭き取って仕上げが完了です。

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クズ野菜などを炒めて油を馴染ませたりします。

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仕上がりがこんな感じです。新品同様の美しいフライパンにリセットすることができました。

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汚れまくっていた側面もこんなに綺麗になりました。




鉄のフライパンはの日頃のお手入れ方法

再生作業をすればまた復活はできるものの、快適に使う為には、やっぱり日頃から丁寧に正しい手入れをすることが大切。ということで、鉄のフライパンの日頃の使い方、手入れの方法についてまとめておきます。

鉄のフライパン日常の手入れ:油返し

鉄のフライパンを使った調理前の準備として、油返しと呼ばれる作業は必須です。これを行うことで、鉄のフライパンに油がしみ込んでくっつきづらい状態で調理ができます。

油返しの手順
中火で鉄のフライパンを1分ほどあたためます。鉄のフライパンの厚さにより時間がかわるので、目安としては、手のひらを鉄のフライパンのすぐ上にかざして、熱く感じられる程度。

鉄のフライパンが温まったら多めの油を入れて、フライパン全体に行き渡らせます。油の量はフライパンに1/3程度の深さまでが目安。余分な油は油ポットなどに戻します。

鉄のフライパン日常の手入れ:調理中は中火以下

鉄のフライパンは油返しの段階で、充分に温まっているので、炒め物などでも、調理中は基本的に中火以下で調理します。強火にすると、熱くなりすぎて、焦げ付く原因になります。

鉄のフライパン日常の手入れ:使用後はすぐに洗う

鉄のフライパンでの調理が済めば、なるべく早めにブラシなどでこすりながら汚れを流します。洗う際は、水のみで洗剤の使用は、せっかく馴染んだ油を除去してしまうので厳禁です。

洗ったら、火に掛けて水分を飛ばして錆びないようにします。次にすぐ使うようであれば、そのままでも構いませんが、しばらく時間が空く等の場合は、薄く油を伸ばすなどでコーティングした方が良いかもしれません。(洗った後の油差しは、油が酸化してしまうので良くないというお話もあります。)

こんな感じで、日頃から愛着を持って、丁寧に道具を扱う事で料理も楽しくなっていくものだと思います。

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